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![]() | 人生がときめく片づけの魔法 (2010/12/27) 近藤 麻理恵 商品詳細を見る |
リバウンド率ゼロ。一度習えば、二度と散らからない、「こんまり流ときめき整理収納法」。
読書記録なんか書いている場合じゃないと思わされるほどに片付けがしたくなった!!(笑)
「何を捨てるか」ではなく「何を残すか」を考えるというのがもう目から鱗でしたね。
テレビでちょこちょこ拝見してて、只者じゃないなとは思っていましたが。
綺麗な今時のお姉さんと侮ってはいかんですね。
携帯を買ったときの箱は捨てろとかもう自分の部屋を覗かれているのかと思うくらい身に迫る具体的な話ばかり。
あーー次の自由な休日が待ち遠しい。
一気に完璧にやってしまいたい。
![]() | なのはな: 萩尾望都作品集 (コミックス単行本) (2012/03/07) 萩尾 望都 商品詳細を見る |
3・11の大震災と、それに続く原発事故。
かつてない事態に直面した作者は、ザワザワとした気持ちを抱えながら、フクシマの少女を主人公にした話題作「なのはな」と、放射性物質と人間との関係をシニカルに描いた3部作「プルート夫人」「雨の夜-ウラノス伯爵-」「サロメ20××」を立て続けに発表。
今回はそれらに加え、特別描き下ろし「なのはな-幻想『銀河鉄道の夜』」を収録。今を生きる全ての人たちに読んでほしい作品集。
萩尾望都はいつか読んでみたいな、読んだことはないけれどきっと自分の好みに合った漫画家なのだろうな、と思っていたら、こんな日にこの本に出逢いました。
「なのはな」における一般人の日常と非日常と、放射性物質を擬人化するというSFタッチとが一冊にまとまっていました。
放射性物質を擬人化した3作からは、「放射性物質が悪いのではない、人間がそれらの長所と短所をきちんと見極める必要があるんだ」というメッセージがじんじんと伝わってきました。
原発問題についての私の意見を書くことはしませんが、まだまだ解決しないであろう、私が年老いた頃にも完全には解決していないであろうこの問題について、目を逸らさずに、きちんと考えていきたいと思います。
![]() | ガラスの仮面 48 (花とゆめCOMICS) (2012/02/25) 美内すずえ 商品詳細を見る |
長年の想いが通じ合った北島マヤと速水真澄…! その陰で桜小路優と鷹宮紫織は苦悩する…。一方、姫川亜弓は低下する視力を周囲に悟られないよう稽古を続行!「見えている演技」をしつつ紅天女を目指すことになった亜弓に勝算は…!?
話として物凄い進展があった訳ではないけれど、紫織さんが遂に!
一種スカッとしましたが、今後どうなるのでしょう。
でもやっぱり美人ですねこの人。
色々な人物の色々な想いが交錯する巻でした。
ハミルさん・・・こうなる気がしていたけれどどう出るのでしょう。わくわく。
亜弓さんはやっぱり人間じゃないと思うの。
サイヤ人と言われたらそれはそれで納得するわ。
桜小路はもー!(笑)
プロなんだからしゃきっとしなさい!
ともかく、二人の紅天女候補の演技対決が早く見たいですね。
![]() | 最悪なことリスト (2004/05/19) トリイ・ヘイデン 商品詳細を見る |
最悪なことリストの第一位って何だか知ってる?「気にかけてくれる人が誰もいない」ことだ。里親から里親へと転々としてきたデイヴィッドにはよくわかる。新しい里親に引き取られ、新しい学校に来てみれば、11歳だというのに下の学年に入れられて、級友にはうまくしゃべれないことをからかわれていじめられ、もううんざりだ。ある日、学校帰りにデイヴィッドは、茂みの中でフクロウの卵を発見した。ひょんなことから彼は、飛び級してきたために小さいが賢い少女マブと共に、その卵を孵化させることになる。卵を大事に思う気持ちで結ばれた二人は次第に仲良くなっていく。やがてフクロウが生まれ、デイヴィッドは大好きな本にちなんで、キング・アーサーと名付けてかわいがる。だがやがて、ほんとうに最悪なことが…!情緒障害児との心の交流を描き、世界中を涙と感動の渦に巻き込んだ著者が、生命や友情、本当に大切なものをテーマに据えて贈る大人と子どものための心温まる物語。
痛々しくて、温かくて、それでいて読みやすい一冊でした。
訳し方も上手いんだろうなぁ。
いじめの場面とか悪気のない先生の言葉とかが、凄く想像しやすかった。
海外の作品とは言え、いじめとか無理解な教師とか家庭の問題とか、子どもをめぐる問題は日本にも沢山溢れている。
トリイの本は高校の図書室に豊富にあって、結構読みました。
最近は離れていたけれど、やっぱり読んでみようかな。
高校時代からこういう本に手を伸ばしていたってことはやはり私は昔からこういうことに興味があったのね。
まさか当時はこの職種に就くなんて想像もしていなかったけれど。
ついつい私はぽんぽんと沢山の言葉を掛けてしまうけれど、このおばあちゃんのように、余計なことをあまり喋らずに、いい距離感で子どもを見守るのもいいかもしれないなぁ。
![]() | 公立校の逆襲 いい学校を作る! (2004/09/17) 藤原 和博 商品詳細を見る |
[よのなか]科を提唱し、真の学校教育を考え続けてきた第一線ビジネスマンが、中学校校長に就任!自身も中学生の子をもつ著者が、「いい学校にいれたい」という親の視点で行う学校改革。私立を超える公立校の作り方を教えます!
あまりにも有名になった和田中の民間人校長。
著作に触れるのは実は初めてでしたが、共感できることばかり。
特に響いたのは、
132ページの
中学生にもっと手ごたえのある教材を与えよう。そう、大人でも必ずしも答えきれないような。
201ページの
ゆっくりとやる授業が分かりやすいとは限らない。
222ページの
変えなければ誰も問題にしない。変えると必ず反対する人がでる。失敗するリスクもある。(中略)成果の現れるころには、自分はこの学校を去っているのがわかっているとしたら。
232ページの
他人にやらせる人になるな、自分でやってみせるマネジメントを目指すことを。
の4つ。
心しておきたい。
233ページからの『私立を超える公立校』は本当に勉強になったし、公立校だからこそできることって沢山あるのかもしれないと思えた。
でも、雑多な世の中を生き抜く力と言っても、都心部では富裕層の子や成績優秀者が私立にばかり流れているらしいから、結果的にそういった子を引いた子ばかりが公立校に通っているのであれば、公立校の雑多さは世の中の雑多さとは質が異なるものになるのかしら。
2004年の本。
和田中のその後のこと、もっとちゃんと知っていきたい。
![]() | 遺言 a Will (2011/10/31) 嶽本 野ばら 商品詳細を見る |
名著『それいぬ―正しい乙女になるために』から十三年、神に選ばれし作家の慟哭のようなエッセー集。
ダ・ヴィンチ等で野ばらさんのエッセイには時々触れていましたが、こうまとめて一気に読んでみるとやはり考え方に芯があるというか我が強いというか、他の人には書けない文章を書く人だよなぁと改めて感心しました。
最初の方は絵とか音楽とか私には難しい話ばかりでしたが、今に近くなってくる後半の方は京アニだのミクだのねんどろいどだのと私にも近しい話題が沢山出てきて面白くて、驚かされました。
ツイッターを使っての合宿、楽しかったろうなー!
野ばらさんがあゆを好きだったというのが意外。
まぁ、私も10年くらい前はよくあゆの曲を聞いていました。それも今の私を知る人には意外がられるか?
野ばら作品によく登場するBABYとは何ぞやということを改めて学べたことも収穫ですね。
宇都宮にあるBABYに野ばらさんがいらしたらどんなことを感じるのでせう(お洋服はとても素敵なのですけれどもいかんせん周りの雰囲気が残念なのです。嗚呼)
LIZ LISAは姫系のギャル(って何やねんと自分でも思うが)の高大生が好きなメゾンというイメージがありましたので、野ばらさんのエッセイで出てくるのが意外でした。
お店だったり時期によってもメゾンの印象は変わるのかもしれません。
何のかんの言いつつ自分好きの野ばらさんが良いなと思います。
また色々読みたいな。
『それいぬ』も良いと聞くので、読んでみたいと思います。
![]() | あかねさす――新古今恋物語 (2011/10/20) 加藤 千恵 商品詳細を見る |
さっきまで俺に向けてた唇で今どんなふうに笑っているのーー恋する想いは、今も昔も変わらない。みやびな20首の“恋うた”から生まれた現代の恋物語。せつなさあふれる恋愛小説集。
何を隠そう大学では和歌を専門に学んでいた私。
古今和歌集を主に調べていたので(関連して万葉集なども)、新古今は不勉強なのですが、素性などの好きな歌人の歌も扱われていて取っ付き易い一冊でした。
新古今の歌が最初に載せられて、小説があって、加藤さんの歌で閉じる、といった流れの短編小説が20個。
小説自体は可もなく不可もなくといった感じ。
そして和歌ってやっぱり素晴らしいなぁと改めて実感。
加藤さんの歌が駄目という訳ではないけれど、現代では詠めない歌ばかりだなーと思う。
気に入ったのが、2話目の『願っても桜は散ったし』の、
仕方なく半袖を着る 願っても桜は散ったし夏になるから
高校に入って、中学時代の友達が段々自分と違った所で生き始めていて泣きそうになる、というのはまさに昔の自分のことのようで。
「桜は散ったし」と「夏になるから」、追い立てられる感じが良いなぁ。
こちらは二句切れですが、他の歌を見てみると区切れも色々だし区切れなしもありますね。
表紙も好みの色使いです。
ピンクの髪の子って好きだ。
![]() | エミリー (2002/04/26) 嶽本 野ばら 商品詳細を見る |
この残酷な世界に生み落とされたのは、きっと貴方に出逢う為だったのですよね──「レディメイド」「コルセット」そして書き下ろし「エミリー」。乙女のカリスマが紡ぐ、愛と再生の作品集。
たまたま読み逃していましたが、読んでみるとやはり何となく初期作品だなーってニヤニヤ。
食わず嫌いせず皆さん読んでみたら良いじゃない、と思っている作家さんです。
「お洋服」をもっとちゃんと愛してみよう、と思わされますね。
出てくるメゾンもいくつかググってみて、「ああ、あそこか」と思ったりするんだけど、思ったより身近というか見たことのあるお洋服だったりするのよね。
ただ、野ばらさんの作品に出てくる男性とは付き合いたくないなぁと私は思う(笑)
『レディメイド』
10ページそこそこでこんなに描けるんだなぁと感嘆。
『コルセット』
友達と関西旅行のメールのやり取りをしていて「先斗町」という言葉が出てきて、「何て読むんだろう?」と思っていたらその言葉がこの作品に出てきてびっくり。
すっきりしない終わり方がとても良かった。
『エミリー』
酷く痛々しくて肉体的な話だなぁと思いました。
ラフォーレ原宿や八王子といった現実的な場所の名前が次々出てきて、現実にありそうな出来事が出てきて、でも登場する二人は現実的じゃなくて。
ただ、この男性が好きなメゾンが、昔私が苦手としていた人が好んでいた、という私的な理由でなかなか、なかなか感情移入できなかった。
「番い」という言葉が胸に残る作品でした。
![]() | 変身 (2007/03/30) 嶽本 野ばら 商品詳細を見る |
「ある朝、星沢皇児が妙に気掛かりな夢から眼を醒ますと、自分が寝床の中で見知らぬ恐ろしくハンサムな男に変わっているのを発見した」。フランツ・カフカ『変身』のパロディから始まる、勘違い男子のラブ・ロマンス。
カフカの『変身』は、中学国語で『山月記』を習ったときに、関連として先生が話していて興味を持って読んだ覚えがあります。
誰しも妄想したことがあるであろう、「朝起きたら完璧な美貌になっていた」というのが実際に起きたらどうなるか、というエンターテイメント性たっぷりの作品でした。
内面も大変偏った30過ぎの不細工の童貞くんが、イケメンになっただけでこんなに大成功をするのだろうか、と思うのだけれど、違和感なく楽しめるのですよねー。
はてさて途中か最後でブ男に戻るのか、死んで終わるのか、ゲロ子と付き合うのか・・・わくわくしながら読み進めることができました。
爽快感のある一冊でした。
私の好きな吉祥寺が舞台になっているところも良かった。
関町とかサンロードとか、もうはっきりと想像できます。
野ばらさんてああ見えて、凄く冷静に多角的に物事を見られる人なんだろうなぁと思ったのでした。
![]() | アルバトロスは羽ばたかない (2010/07/27) 七河 迦南 商品詳細を見る |
児童養護施設・七海学園に勤めて三年目の保育士・北沢春菜は、多忙な仕事に追われながらも、学園の日常に起きる不可思議な事件の解明に励んでいる。そんな慌ただしい日々に、学園の少年少女が通う高校の文化祭の日に起きた、校舎屋上からの転落事件が影を落とす。警察の見解通り、これは単なる「不慮の事故」なのか?だが、この件に先立つ春から晩秋にかけて春菜が奔走した、学園の子どもたちに関わる四つの事件に、意外な真相に繋がる重要な手掛かりが隠されていた。
うむ、これは確かに1作目よりぐっと良い。
何よりあのどんでん返し。
久々に小説を読みながら「え・・・ちょっ・・・そういうことなの!?」と困惑させられました(勿論良い意味で)
や、休みの取り方など違和感はあったんだけどね。
「自分だったらこんなにがっつり休めないなぁ。子どもや同僚に迷惑掛かる」と感じたのは良い線いってたようだ。
「誰が、何故、彼女を突き落としたのか」という大変シンプルなミステリ。
1作目の痛々しくも温かい雰囲気を味わった直後だったので、事件性の強いテーマをいきなり突きつけられて、動揺してしまった。
本作ではある意味でリアルというか目を背けたくなるエピソードが多かったけれど、人と人との温かさは変わらず貫かれているなぁと感じました。
解決へと向かう現在進行形のエピソードと、過去のエピソードとか交錯するので、読みにくいと言えば読みにくいのだけれど、全てが最後に繋がるというか。
ミステリだというのに、胸がきゅんとするような終わり方でした。









